寒い季節から春めいて暖かくなる頃、潮干狩りの季節がやってきます。
ここでは、お子様連れでも楽しく潮干狩りができるようにアドバイスしながら、お伝えしていきます。
潮干狩りに最適な時期は?
潮干狩りというと、春先から初夏のイメージですが、実は年中いつでもできます。無料の海岸ではやろうと思えばできるんです。
でも夏は暑いので熱中症になってしまうし、冬は寒くて水の中に入っているのは辛すぎます。その点春先は水も心地よく辛くありませんね。
また、有料の潮干狩り場が4月から6月ぐらいまで営業しているのには理由があります。
- 春はお昼ごろに干潮になり大潮(潮が引いている時間が長い)の条件が良い。
- アサリが一番美味しい時期。春の産卵で身が大きくなるこの時期が旬です。
- 次の年度のために貝を適度に成長させる時間を設けて、乱獲を防止する。(漁協が管理している)
以上の理由によって、4月から6月が潮干狩りのベストシーズンだと言えます。
2019年潮見表 参照:気象庁HP
潮干狩りの用意
潮干狩りに無くてはならないもの、あると便利なものを用意しましょう。
<必需品>熊手・バケツ・網(ネット)・クーラーボックス(または発泡スチロールの箱・蓋つき)・軍手・ビニール手袋
<あるといいもの>2ℓペットボトル※1(数本)・(あれば)金魚用の酸素ポンプ※2・小さい折り畳みイス※3
<服装>動きやすい服・上に羽織る上着・長ズボン・ゴム付きの帽子・マフラータオル・古い靴・着替え一式
<お子様用>
- お父さんの捨てるような靴下
(靴の上から履かせると水の中で靴が脱げてしまう事を防げます) - なるべく目立つ色の服
(遠くからでもどこにいるかなるべくわかるように)→よく迷子になります。広い潮干狩り場では「ウォーリーを探せ!」状態になります。 - オムツ
(オムツを卒業した子供でも尿意を催した時からトイレまでの道のりはかなり遠いです。履くのを嫌がるかもしれませんが、間に合うことを前提で念のためと言い聞かせて履かせておきましょう)→中学生の子でも冷たい水の中に入っていることで急にお腹が冷えて間に合わなかったこともあります。
その他、だいたいお昼ぐらいに干潮になるので、その2時間前から徐々に海に入ることが出来ますので、早めのお昼ご飯を用意していただき、食べてからいざ!出陣となります。
※1 砂出しで水替えをするための海水を持ち帰るためのもの。
※2 クーラーボックスに貝と海水を入れて持って帰りますが、その間に酸素ボンベをしておくだけで貝の鮮度が落ちず、活性しているため砂出しも効率よくできます。
※3 荷物になりますが、お尻を水につけずに潮干狩りができます。
愛知の潮干狩り場・料金
おすすめの潮干狩り場をまとめました。潮干狩りにいくらほどかかるののか?詳しく順番に見ていきましょう。
一色さかな広場西海岸潮干狩り場
令和元年5月4日(土)干潮時間11時45分の2時間ほど前から開場となります。本格的な潮干狩り再開ではありません。
所在地 | 愛知県西尾市一色町一色さかな広場西海岸 |
最寄駅など | 名鉄西尾一色線バス『一色さかな広場・佐久島行き船乗り場』徒歩5分 |
駐車場 | あります(無料) |
開催期間 | 4/20、5/4(試験開場) |
料金 | 1,000円 |
採捕量制限 | 潮干狩り場に問い合わせ |
追加料金 | 潮干狩り場に問い合わせ |
連絡先 | 0563-72-8281(西三河漁業協同組合一色支所) |
URL | 西三河漁業協同組合 |
URL | 西尾市観光協会 |
昨年度比較 | 2017年、2018年漁場環境の影響により潮干狩り中止 |
我が家はいつもこちらの一色の潮干狩りに行っていたのですが、少し前の貝毒の影響などでずっと開場を見合わせていて行くことができず、今年は吉田海岸の潮干狩りに行きました。
吉田海岸潮干狩り場
吉田海岸はあおやぎ(バカガイ)の潮干狩りが楽しめます。干潮時間の約2時間前から3時間程が潮干狩りに適しています。
所在地 | 愛知県西尾市吉良町吉田海岸 |
最寄駅など | 名鉄西尾線・蒲郡線『吉良吉田駅』徒歩10分 |
駐車場 | あります(無料) |
開催期間 | 4/5~6/19まで開催予定 |
料金 | 大人(中学生以上)1,500円│小人(小学4~6年生)800円※小学3年生以下無料 |
団体料金 | 大人30名以上で1割引 |
採捕量制限 | 大人4kg│小人2kg |
追加料金 | 採捕量制限まで(追加できません) |
連絡先 | 0563-32-0146(吉田漁業協同組合) |
URL | 吉田漁業協同組合 |
URL | 西尾市観光協会 |
昨年度比較 | 2018年3/31~6/17まで営業│料金改定なし |
今年初めてこちらに潮干狩りに来たのですが、正直アサリが少なくてがっかりでした。一色の方がアサリが豊富で採っていてもゴロゴロあるので採り甲斐がありました。
ただ、吉田海岸の方はバカガイばかりですが、時々めちゃくちゃ大きな貝が採れて、テンションが上がりました。
でも、やっぱり我が家は来年は一色に行こうと思っています!
その他の潮干狩り場はこちら↓
愛知県西尾市の潮干狩りスポット
参照:AICHI’S BLOG
アサリの砂出しの仕方
諸説ありますが、我が家の経験上の砂出しの仕方をご紹介します。
持ち帰ってすぐにでも酒蒸しやお味噌汁を作って食べたい!とは思いますが、そんなに早く砂抜きはできません。
あのジャリッとした感覚はどんなに美味しいあさりもどっかへ行ってしまいますよね。急がば回れ!です。
- 2ℓペットボトルに塩水を入れて持ち帰り、クーラーボックスにアサリが完全に浸る量の塩水を入れて酸素ポンプを使いながら家まで持ち帰ります。
- 日の当たらない場所にクーラーボックスを置き、そのまましばらく静かに放置。(クーラーボックスの蓋を閉じている状態が貝の砂出しを促進させます)
- 翌日の朝、一度海水を入れ替えます。(この時、貝と貝をこするように洗い、ある程度綺麗にしておくと食べるとき楽です)
- 夕ご飯ごろにはほとんど砂の入っていない美味しいアサリをいただけます。
我流なので、理論的には定かではありませんが、うちはこの方法でいつも美味しく食べれていますよ。良かったらお試しください。
美味しいアサリ料理
アサリの酒蒸し
材料(2人分)
- 250g
- 1片
- 1/2片
- 小さじ1
- 大さじ2
- 小さじ1
作り方
- 砂出ししておいたアサリを用意する。
- アサリをよくこすって洗う。
- しょうが、にんにくはみじん切り、青ネギは小口切りにする。
- 鍋にサラダ油、しょうが、にんにくを入れて中火にかけて香りが出たらアサリを加えてさっと炒め酒をふって蓋をし2分程蒸し焼きにする。
- アサリの殻が開いたら、しょうゆ、青ネギを加えてひと混ぜしてできあがり!
我が家は比較的大きめのアサリを選んで酒蒸しで食べます。
その他にも、言わずと知れたアサリの味噌汁・ガーリックバター焼き・ボンゴレスパゲッティなど美味しく食べる方法はたくさんあります。
あまり日持ちのするものではないので、茹でてフリーザーパックに入れて冷凍しておくと何かと便利です。
茹でた際に出るダシも旨味成分が凝縮してますので、絶対捨てないでお料理に使って下さいね!
まとめ
採って楽しい⁉食べて美味しい!潮干狩りのあさり。大様と一緒に安全に楽しい潮干狩りを満喫してくださいね。